1. プログラム概要:なぜこの研修が必要なのか?
【こんなお悩みはありませんか?】
- 初めて部下を持つことになり、どう指導すれば良いか分からない
- 部下とのコミュニケーションの取り方に不安がある、世代間ギャップを感じる
- OJTの「教え方」だけでなく、部下のやる気を引き出す関係構築方法を知りたい
- 指導する際に「ハラスメント」と言われないか不安がある
初めての部下育成・OJT研修は、単なる形式ではありません。部下の早期戦力化とエンゲージメント向上 、チーム全体の生産性向上 、そして企業ブランドの向上に直結する重要な要素です。本研修では、知識の習得だけでなく、「部下一人ひとりに合わせた指導計画の立案と実行」 ことを重視し、初めて部下を持つ方が自信を持って仕事に取り組めるよう、具体的な行動変容を促します 。
2. 研修の目的・ゴール:研修で何が得られるのか?
本研修を通じて、受講者は以下の状態を目指します。
- 企業人としての育成者意識を持ち、部下の成長を支援する具体的な行動計画を策定・実行できる 。
- 初めて部下を持つ方や社内外の関係者との効果的なコミュニケーションを構築し、信頼関係の醸成 を図れる。
- 部下育成におけるOJTの基本原則、効果的な指導スキル、世代間ギャップを埋めるコミュニケーション術、ハラスメントリスク回避の知識 を体系的に理解し、実践できる 。
- 部下育成・OJTの重要性を深く認識し、**「なぜ部下の育成が自身の成長と組織貢献に繋がるのか」**を自身の言葉で説明できる 。
- 部下育成・OJTを実践することで、チームのパフォーマンス向上と自身のリーダーシップ開発 に繋げる。
3. プログラム内容:何をどのように学ぶのか?
実践的なグループワークとロールプレイングを中心に、アウトプットの機会を豊富に設けています。
【標準1日版プログラム(例)】
時間 | テーマ | 学習内容・ポイント | 形式 |
---|---|---|---|
9:00-9:30 | オリエンテーション・研修の目的と全体像 | 初めて部下を持つ上での期待と不安の共有、研修で得られることの明確化 。 | 講義・ディスカッション |
9:30-10:30 | 育成者としての心構えと役割認識 | 部下育成の重要性、自身の役割と責任の明確化、期待される行動変容について 。 | 講義・グループワーク |
10:30-11:30 | 部下との信頼関係構築のステップ | 部下のタイプ別コミュニケーション、心理的安全性の確保、傾聴と承認のスキル 。 | 講義・ロールプレイング |
11:30-12:30 | OJTの基本原則と計画立案 | OJTの目的、効果的なOJT計画の立て方、目標設定と進捗管理 。 | 講義・個人ワーク |
12:30-13:30 | 昼食 | ||
13:30-14:30 | 効果的な指導・フィードバック方法 | 具体的な指示の出し方、ポジティブ・ネガティブフィードバックの実践 。 | 講義・ロールプレイング |
14:30-15:30 | 世代間ギャップを乗り越えるコミュニケーション | Z世代・ミレニアル世代の特徴理解、価値観の違いへの対応、多様性を活かす指導 。 | 講義・ディスカッション |
15:30-16:30 | ハラスメントにならない指導とリスクマネジメント | ハラスメントの定義、具体事例、適切な指導と不適切な指導の線引き、相談窓口の案内 。 | 講義・ケーススタディ |
16:30-17:00 | 部下のモチベーション向上と自律支援 | 部下の強みを見つける、内発的動機付けの引き出し方、自律を促す問いかけ 。 | 講義・ワークショップ |
17:00-17:30 | 行動計画策定と質疑応答・まとめ | 研修での学びを現場でどう活かすか、具体的な行動計画の作成、講師への質疑応答 。 | 個人ワーク・発表 |
【半日版プログラム(例)】
※半日版は、特に部下との信頼関係構築と効果的なOJT指導の基礎に特化した内容です。
時間 | テーマ | 学習内容・ポイント | 形式 |
---|---|---|---|
9:00-9:20 | オリエンテーション・研修の目的 | 短時間で何を得るかの明確化、期待値調整 。 | 講義 |
9:20-10:00 | 初めての部下育成:心構えとOJTの基本 | 育成者としての意識付け、OJTの全体像と重要性 。 | 講義・ディスカッション |
10:00-11:00 | 部下との信頼関係構築と世代間コミュニケーション | 傾聴、承認、共感のスキル、世代別コミュニケーションのポイント 。 | 講義・ロールプレイング |
11:00-12:00 | 効果的なOJT指導とフィードバックの型 | 明確な指示と段階的指導、ポジティブフィードバックの実践 。 | 講義・ロールプレイング |
12:00-12:30 | ハラスメント対策の基本と行動計画 | ハラスメント防止の基礎知識、安全な指導のためのチェックポイント、行動計画策定 。 | 講義・個人ワーク |
【研修形式】
- 講師派遣型: 貴社のご指定の場所・日程で実施します。
- オンライン型: Zoom, Microsoft Teamsなどを用いて、ご自宅やオフィスからご参加いただけます。
【標準期間(例)】
- 1日版: 1日間(9:00~17:30、休憩含む7時間30分)
- 半日版: 半日間(9:00~12:30、休憩含む3時間30分)
【対象】 初めて部下を持つ方、若手リーダー、OJTトレーナー
4. 講師紹介:誰が教えるのか?
人材育成コンサルタント / 研修講師 / 職場の育成風土づくりの専門家
津田 勝仁 Katsuhito Tsuda
教育サービス業界で13年間、講師育成や社内研修に深く携わり、「人が育ち、組織の成果に繋がる」人材育成を追求してきました。現在、部下の成長に課題を感じている、ハラスメントや問題行動の改善に悩むといったリーダーやマネージャーの方々を、実践的な育成・管理法でサポートしています。
個人の「当事者意識」と「主体性」を最大限に引き出すことを得意とし、ルール定着、会議やOJTの質的向上、そして企業理念の浸透を包括的に支援。結果として、社員が定着し、自ら考え行動する「人が育つ職場」の実現に貢献します。これまでに個人指導700名、延べ35,000名への指導実績があり、その豊富な経験に基づいた研修は、「教育の原理原則」に則りながらも、明日から現場で活かせる実践性と再現性の高さに定評があります。
【研修スタイル】 受講者一人ひとりの理解度と定着を重視し、理論と実践的なワーク、そして個別フィードバックを組み合わせた研修を得意とする。「困難は成長のチャンスである」を受講者の体験談や具体的な事例に説明し、受講者が自ら納得して行動変容を起こせるよう、受容的かつ前向きな指導を心がけている。受講者からは「具体的なワークが多く、すぐに実践できた」「講師の情熱が伝わり、モチベーションが上がった」と高い評価を得ている。
5. 導入事例・お客様の声:どんな企業が導入し、どんな成果が出たのか?
【導入事例1:株式会社XX(ITサービス業)】
- 導入前の課題: 「新任マネージャー層が、部下への具体的な指導方法やコミュニケーションに課題を抱え、離職率の上昇に繋がっていた。」
- 導入研修: 初めての部下育成・OJT研修(1日版)
- 導入後の成果: 「研修後、新任マネージャーから部下への具体的な指導が増え、部下の業務習熟度が平均20%向上。アンケートでは『上司とのコミュニケーションが改善された』という声が80%に達し、離職率も前年比5%減少した。」
- ご担当者様(人事部 )の声: 「初めて部下を持つマネージャーが自信を持って指導に当たれるようになり、チーム全体の生産性向上に貢献してくれました。特にハラスメント対策の具体的な指導法が役立ちました。」
【その他お客様の声】
- 「部下との会話が苦手でしたが、この研修で具体的な声かけの仕方を学び、部下との距離が縮まりました。」(製造業・30代・男性)
- 「OJTで何を教えれば良いか迷っていましたが、プログラムに沿って進めることで、体系的に指導できるようになりました。」(サービス業・20代・女性)
6. 料金体系:費用はどれくらいかかるのか?
研修形式により料金が異なります。貴社のニーズに合わせて最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にお見積もりをご依頼ください 。
【講師派遣型・オンライン型の場合】
- 1日版: 研修費用: 300,000円~(1日間、講師料・テキスト代含む、交通費等別途)
- 半日版: 研修費用: 150,000円~(半日間、講師料・テキスト代含む、交通費等別途)
- ※参加人数、研修カスタマイズの有無により変動します 。
- まずは貴社の課題とご希望をお聞かせください。詳細なお見積もりをご提出いたします。
7. お問い合わせ・資料請求:次のアクションはどうすればいいのか?
貴社の課題やご希望に合わせた研修をご提案させていただきます。
お気軽にご相談ください。
- 無料相談・お問い合わせフォーム: [https://manabipop.co.jp/contact/]
- 貴社の課題をヒアリングし、最適な研修をご提案します 。
8. お役立ち情報:さらに知りたい方へ
貴社の社員育成にお役立ていただけるコラム記事です。
- コラム1: OJTの効果を最大化する5つのポイント
- コラム2: 部下との世代間ギャップを解消するコミュニケーション術
- コラム3: ハラスメントにならない指導とは?具体例と注意点
- コラム4: 部下のモチベーションを高めるフィードバックの秘訣
- コラム5: 新入社員が定着する!最初の1ヶ月でやるべきこと