即戦力化を促進するビジネスマナー研修~脱・型通りのマナーから「共に働きたい」と思われる社会人へ~

研修受講風景01
目次

1. プログラム概要:なぜこの研修が必要なのか?

【こんなお悩みはありませんか?】

  • 新入社員のマナーが画一的で、個性を活かせているか不安がある。
  • マナー研修が形式的になりがちで、実際の業務に役立っているか疑問がある。
  • 新入社員が上司や先輩との効果的なコミュニケーションに課題を抱えている。
  • 若手社員が働くことの意義や自身のキャリアについて深く考える機会が少ない。

即戦力化を促進するビジネスマナー研修は、単なる形式ではありません。新入社員が早期に組織に貢献するための基盤を築くこと社内外との円滑な人間関係を構築し、生産性を向上させること、そして企業ブランドの向上に直結する重要な要素です。本研修では、知識の習得だけでなく、「受講者が主体的に考え、現場で実践できる行動変容を促す」ことを重視し、新入社員や若手社員が自信を持って仕事に取り組めるよう、具体的な行動変容を促します。

2. 研修の目的・ゴール:研修で何が得られるのか?

本研修を通じて、受講者は以下の状態を目指します。

  • 企業人としてのプロ意識を持ち、周囲から「共に働きたい」と思われる行動を実践できる。
  • 新入社員や社内外の関係者との信頼関係を構築し、円滑なコミュニケーションを図れる。
  • 好印象を与える振る舞いや言葉遣い、報連相の基本を体系的に理解し、実践できる。
  • ビジネスマナーの重要性を深く認識し、「なぜこのマナーが必要なのか、どのような価値を生み出すのか」を自身の言葉で説明できる。
  • ビジネスマナーを実践することで、個人の成長と組織の生産性向上に繋げる。

3. プログラム内容:何をどのように学ぶのか?

実践的なグループワークとロールプレイングを中心に、アウトプットの機会を豊富に設けています。

【標準1日版プログラム(例)】

時間テーマ学習内容・ポイント形式
9:00~9:30導入:本研修の目的とゴール研修の目的・期待効果の共有、受講者の目標設定。なぜ今、ビジネスマナー研修が必要なのかを問いかけ、主体的な学びを促す。講義、ワーク
9:30~10:30働くことの価値観とプロ意識「なぜ働くのか」「仕事を通じて何を実現したいか」を言語化し、自身の仕事への価値観を明確にする。企業人としてのプロ意識とは何かを考える。講義、個人ワーク、グループディスカッション
10:30~11:30好印象を与える身だしなみと言葉遣い第一印象の重要性を理解し、TPOに合わせた身だしなみや、相手に敬意を示す言葉遣いを習得する。ロールプレイングを通じて実践練習を行う。講義、ロールプレイング、フィードバック
11:30~12:30基本の動作と応対:立ち居振る舞い・挨拶・お辞儀基本的な立ち居振る舞い、挨拶、お辞儀の正しい姿勢と意味を学ぶ。好印象を与える動作を習得するための実践演習。講義、実演、ペアワーク
12:30~13:30昼休憩
13:30~14:30報連相の基本と実践正確かつ迅速な報告・連絡・相談の重要性を理解し、具体的な場面を想定した演習を通じて、実践的な報連相スキルを身につける。講義、グループワーク、ロールプレイング
14:30~15:30来客応対と電話応対来客対応の基本(名刺交換、案内、お茶出しなど)と、電話応対の基本(正しい言葉遣い、聞き取り、メモの取り方など)を習得する。講義、ロールプレイング、フィードバック
15:30~16:30コミュニケーションスキル向上相手の意図を正確に理解するための傾聴力、自分の意見を効果的に伝える表現力を養う。社内外の関係者との円滑なコミュニケーションの秘訣を探る。講義、グループワーク
16:30~17:00ケーススタディ:困った場面での対応実際のビジネスシーンで起こりうる様々な状況を想定し、マナーとプロ意識に基づいた適切な対応策をグループで検討・発表する。グループワーク、発表
17:00~17:30まとめと行動宣言1日の学びを振り返り、明日からの具体的な行動目標を設定する。職場での実践に向けた意欲を高める。全体共有、個人ワーク

【半日版プログラム(例)】

※半日版は、特に「即実践可能なビジネスマナーの基礎と働く姿勢の醸成」に特化した内容です。

時間テーマ学習内容・ポイント形式
9:00~9:30導入:即戦力となるためのマナー研修の目的・期待効果の共有。単なるマナーではなく、「共に働きたい」と思われる人材になるためのマナーの重要性を理解する。講義、ワーク
9:30~10:30好印象を与える基本動作と第一印象身だしなみ、挨拶、お辞儀の基本を習得し、実践練習を通じて好印象を与える第一印象の作り方を学ぶ。講義、実演、ペアワーク
10:30~11:30報連相の基本と効果的な伝え方業務効率を高めるための報連相の重要性を理解し、簡潔かつ分かりやすく伝えるための実践的なスキルを身につける。講義、グループワーク、ロールプレイング
11:30~12:00働くことの意義とプロ意識の醸成仕事に対する自身の価値観を明確にし、企業人として責任を持ち、周囲と協働することの重要性を再認識する。講義、個人ワーク
12:00~12:30まとめとアクションプラン本日の学びを振り返り、現場で実践する具体的な行動目標を設定。質疑応答。全体共有、質疑応答

【研修形式】

  • 講師派遣型: 貴社のご指定の場所・日程で実施します。
  • オンライン型: Zoom、Google Meetなどを用いて、ご自宅やオフィスからご参加いただけます。

【標準期間(例)】

  • 1日版: 1日間(9:00~17:30、休憩含む)
  • 半日版: 半日間(9:00~12:30、休憩含む)

【対象】 新入社員、若手社員、中途採用社員、ビジネスマナーの基礎を再確認したい方

4. 講師紹介:誰が教えるのか?

人材育成コンサルタント / 研修講師 / 職場の育成風土づくりの専門家

津田 勝仁 Katsuhito Tsuda

教育サービス業界で13年間、講師育成や社内研修に深く携わり、「人が育ち、組織の成果に繋がる」人材育成を追求してきました。現在、部下の成長に課題を感じている、ハラスメントや問題行動の改善に悩むといったリーダーやマネージャーの方々を、実践的な育成・管理法でサポートしています。

個人の「当事者意識」と「主体性」を最大限に引き出すことを得意とし、ルール定着、会議やOJTの質的向上、そして企業理念の浸透を包括的に支援。結果として、社員が定着し、自ら考え行動する「人が育つ職場」の実現に貢献します。これまでに個人指導700名、延べ35,000名への指導実績があり、その豊富な経験に基づいた研修は、「教育の原理原則」に則りながらも、明日から現場で活かせる実践性と再現性の高さに定評があります。

【研修スタイル】 受講者一人ひとりの理解度と定着を重視し、理論と実践的なワーク、そして個別フィードバックを組み合わせた研修を得意とする。「困難は成長のチャンスである」を受講者の体験談や具体的な事例に説明し、受講者が自ら納得して行動変容を起こせるよう、受容的かつ前向きな指導を心がけている。受講者からは「具体的なワークが多く、すぐに実践できた」「講師の情熱が伝わり、モチベーションが上がった」と高い評価を得ている。

5. 導入事例・お客様の声:どんな企業が導入し、どんな成果が出たのか?

【導入事例1:株式会社B社(ITサービス業)】

  • 導入前の課題: 「新入社員のビジネスマナーにばらつきがあり、お客様からの問い合わせ対応に課題があった。特に、電話応対での言葉遣いや、質問への適切な回答に悩む声が多かった。」
  • 導入研修: 即戦力化を促進するビジネスマナー研修(1日版)
  • 導入後の成果: 「研修後、お客様からの電話応対に関するクレームが半減し、新入社員が自信を持ってお客様とコミュニケーションを取れるようになった。アンケートでは「お客様の意図を汲み取れるようになった」という声が多数寄せられ、応対品質が格段に向上した。」
  • ご担当者様(人事部)の声: 「型通りのマナーだけでなく、なぜそのマナーが必要なのか、お客様にとってどうあるべきかを考えさせる内容だったため、新入社員が主体的に学ぶことができました。講師の方の引き出しが多く、具体的な事例を交えて教えてくださったので、非常に分かりやすかったと社員からも好評です。」

【その他お客様の声】

  • 「今まで受けたマナー研修の中で、一番実践的で面白かったです。働くことの意義についても深く考えることができ、モチベーションが上がりました。」(製造業・20代・男性)
  • 「ロールプレイングの時間が豊富で、実際に体を動かしながら学べたのが良かったです。自分の課題が明確になり、明日からすぐに改善しようと思いました。」(サービス業・20代・女性)

6. 料金体系:費用はどれくらいかかるのか?

研修形式により料金が異なります。貴社のニーズに合わせて最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にお見積もりをご依頼ください。

【講師派遣型・オンライン型の場合】

  • 1日版: 研修費用: 300,000円~(1日間、講師料・テキスト代含む、交通費等別途)
  • 半日版: 研修費用: 150,000円~(半日間、講師料・テキスト代含む、交通費等別途)
  • ※参加人数、研修カスタマイズの有無により変動します。
  • まずは貴社の課題とご希望をお聞かせください。詳細なお見積もりをご提出いたします。

7. お問い合わせ・資料請求:次のアクションはどうすればいいのか?

貴社の課題やご希望に合わせた研修をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。

8. お役立ち情報:さらに知りたい方へ

貴社の社員育成にお役立ていただけるコラム記事です。

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