1. プログラム概要：なぜこの研修が必要なのか？
【こんなお悩みはありませんか？】
- 上司への報告、同僚への連絡、相談が思うようにできず、業務が滞ってしまう。
- 他者とのコミュニケーションが苦手で、会議での発言や意見交換に臆してしまう。
- 論理的に説明する力が不足しており、意図が正確に伝わらないことがある。
- 新人社員が自社のコミュニケーションルールや文化を理解できていない。
新人向け報連相・社内コミュニケーション研修は、単なる形式ではありません。新入社員の早期戦力化、組織全体の生産性向上、そして企業ブランドの向上に直結する重要な要素です。本研修では、知識の習得だけでなく、「自己分析と実践的なワークを通して、現場で即活用できる具体的な行動変容」ことを重視し、新人社員が自信を持って仕事に取り組めるよう、具体的な行動変容を促します。
2. 研修の目的・ゴール：研修で何が得られるのか？
本研修を通じて、受講者は以下の状態を目指します。
- 企業人としての主体性を持ち、上司や同僚に対し、必要な情報を適切なタイミングで報告・連絡・相談できる。
- 新人社員や社内外の関係者との円滑な人間関係を構築し、建設的な意見交換を図れる。
- 自己分析、コミュニケーション診断、論理的思考、傾聴、分かりやすい説明を体系的に理解し、実践できる。
- 報連相の重要性を深く認識し、**「なぜ報連相が組織の成果に貢献するのか」**を自身の言葉で説明できる。
- 報連相を実践することで、チーム全体の生産性向上に繋げる。
3. プログラム内容：何をどのように学ぶのか？
実践的なグループワークとロールプレイングを中心に、アウトプットの機会を豊富に設けています。
【標準1日版プログラム（例）】
| 時間 | テーマ | 学習内容・ポイント | 形式 |
|---|---|---|---|
| 9:00～9:30 | オリエンテーション・研修の目的 | 研修のゴール設定、アイスブレイク、自身のコミュニケーション課題の明確化 | 講義、個人ワーク |
| 9:30～10:30 | コミュニケーションの基本原則と重要性 | コミュニケーションの定義、報連相の組織における役割、非言語コミュニケーションの重要性 | 講義、ディスカッション |
| 10:30～12:00 | 自己分析とコミュニケーションスタイル診断 | 自身のコミュニケーション傾向の理解、他者理解の促進、診断結果に基づく強みと課題の特定 | 自己診断、ワーク |
| 12:00～13:00 | 昼休憩 | ||
| 13:00～14:30 | 報告・連絡の基礎と実践 | 正確な情報伝達のポイント、事実と意見の区別、適切なタイミングでの報告・連絡の仕方、メール・チャットでの注意点 | 講義、グループワーク、演習 |
| 14:30～16:00 | 相談の技術と問題解決 | 相談の目的、効果的な相談の進め方、上司への質問の仕方、問題解決のための情報収集と整理 | 講義、ロールプレイング |
| 16:00～17:00 | 論理的な話し方・分かりやすい説明のコツ | 結論から話すPREP法、具体例の活用、相手に合わせた情報整理術、プレゼンテーションの基本 | 講義、演習 |
| 17:00～17:45 | 実践ロールプレイングとフィードバック | 学んだスキルの総合的な実践、多様なケーススタディ、講師・受講者からのフィードバック | ロールプレイング、フィードバック |
| 17:45～18:00 | 質疑応答・行動計画の策定 | 疑問点の解消、研修後の具体的な行動目標設定、振り返り | 質疑応答、個人ワーク |
【半日版プログラム（例）】
※半日版は、特に報連相の基本と実践に特化した内容です。
| 時間 | テーマ | 学習内容・ポイント | 形式 |
|---|---|---|---|
| 9:00～9:30 | オリエンテーション・研修の目的 | 研修のゴール設定、アイスブレイク、自身のコミュニケーション課題の明確化 | 講義、個人ワーク |
| 9:30～10:30 | コミュニケーションの基本と報連相の重要性 | コミュニケーションの定義、報連相がビジネスに与える影響、非言語コミュニケーションのポイント | 講義、ディスカッション |
| 10:30～11:30 | 報告・連絡の基礎と実践 | 正確性・簡潔性・迅速性を意識した報告・連絡のポイント、効果的な情報伝達の演習 | 講義、グループワーク、演習 |
| 11:30～12:30 | 相談の技術と実践ロールプレイング | 効果的な相談のステップ、上司への効果的な質問方法、実践的なロールプレイングによる習得 | 講義、ロールプレイング |
| 12:30～13:00 | 質疑応答・行動計画の策定 | 疑問点の解消、今後の行動目標設定、振り返り | 質疑応答、個人ワーク |
【研修形式】
- 講師派遣型: 貴社のご指定の場所・日程で実施します。
- オンライン型: Zoom, Microsoft Teamsなどを用いて、ご自宅やオフィスからご参加いただけます。
- 公開講座型: 定期的に開催される公開講座にご参加いただけます。（日程はこちらからご確認ください）
【標準期間（例）】
- 1日版: 1日間（9:00～18:00）
- 半日版: 半日間（9:00～13:00）
【対象】 新入社員、若手社員
4. 講師紹介：誰が教えるのか？
人材育成コンサルタント / 研修講師 / 職場の育成風土づくりの専門家
津田 勝仁 Katsuhito Tsuda
教育サービス業界で13年間、講師育成や社内研修に深く携わり、「人が育ち、組織の成果に繋がる」人材育成を追求してきました。現在、部下の成長に課題を感じている、ハラスメントや問題行動の改善に悩むといったリーダーやマネージャーの方々を、実践的な育成・管理法でサポートしています。
個人の「当事者意識」と「主体性」を最大限に引き出すことを得意とし、ルール定着、会議やOJTの質的向上、そして企業理念の浸透を包括的に支援。結果として、社員が定着し、自ら考え行動する「人が育つ職場」の実現に貢献します。これまでに個人指導700名、延べ35,000名への指導実績があり、その豊富な経験に基づいた研修は、「教育の原理原則」に則りながらも、明日から現場で活かせる実践性と再現性の高さに定評があります。
【研修スタイル】 受講者一人ひとりの理解度と定着を重視し、理論と実践的なワーク、そして個別フィードバックを組み合わせた研修を得意とする。「困難は成長のチャンスである」を受講者の体験談や具体的な事例に説明し、受講者が自ら納得して行動変容を起こせるよう、受容的かつ前向きな指導を心がけている。受講者からは「具体的なワークが多く、すぐに実践できた」「講師の情熱が伝わり、モチベーションが上がった」と高い評価を得ている。
5. 導入事例・お客様の声：どんな企業が導入し、どんな成果が出たのか？
【導入事例1：株式会社X（ITサービス業）】
- 導入前の課題: 「新入社員の報連相が不足しており、上司が業務状況を把握しづらい。また、質問が漠然としており、業務の指示に手戻りが発生していた。」
- 導入研修: 新人向け報連相・社内コミュニケーション研修（1日版）
- 導入後の成果: 「研修後、新入社員からの報告・連絡が格段に増え、内容も具体的になった。特に、質問の仕方が明確になったことで、上司とのコミュニケーションロスが半減し、業務の手戻りも約30%削減された。新入社員からも『安心して業務に取り組めるようになった』という声が上がっている。」
- ご担当者様（人事部）の声: 「研修後、新入社員の意識が劇的に変化しました。特に、実践的なロールプレイングを通して、現場での具体的な行動イメージを持てたことが大きかったようです。費用対効果も非常に高く、定期的な開催を検討しています。」
【その他お客様の声】
- 「これまで報連相の重要性は理解していましたが、具体的な実践方法が分からずにいました。本研修で具体的なフレームワークと実践の機会を得られ、すぐに業務に活かせました。」（製造業・20代・男性）
- 「コミュニケーションが苦手で、会議での発言に抵抗がありましたが、論理的な話し方のコツを学んだことで、自信を持って意見を言えるようになりました。」（サービス業・20代・女性）
6. 料金体系：費用はどれくらいかかるのか？
研修形式により料金が異なります。貴社のニーズに合わせて最適なプランをご提案しますので、まずはお気軽にお見積もりをご依頼ください。
【講師派遣型・オンライン型の場合】
- 1日版: 研修費用: 300,000円～（1日間、講師料・テキスト代含む、交通費等別途）
- 半日版: 研修費用: 200,000円～（半日間、講師料・テキスト代含む、交通費等別途）
- ※参加人数、研修カスタマイズの有無により変動します。
- まずは貴社の課題とご希望をお聞かせください。詳細なお見積もりをご提出いたします。
7. お問い合わせ・資料請求：次のアクションはどうすればいいのか？
貴社の課題やご希望に合わせた研修をご提案させていただきます。
お気軽にご相談ください。
- 無料相談・お問い合わせフォーム: [https://manabipop.co.jp/contact/]
- 貴社の課題をヒアリングし、最適な研修をご提案します。
8. お役立ち情報：さらに知りたい方へ
貴社の社員育成にお役立ていただけるコラム記事です。
- コラム1: 新人社員の早期戦力化に必要な3つの要素
- コラム2: 「報連相」はなぜ重要？新入社員が知るべき基本と実践ポイント
- コラム3: コミュニケーション能力向上のための効果的なワークとは？
- コラム4: ロールプレイングで学ぶ！上司が「なるほど」と思う質問の仕方
- コラム5: 論理的な話し方を身につけるためのPREP法徹底解説